Shopifyの案件をいくつか受けてみて、Shopifyのストア運営に向かない人の特徴が分かってきました。

Shopifyでストア運営をしてみたいけど、自分にできるかな?
元は取れるのだろうか?
今回はこのようなお悩みを持つ人に向けて、Shopifyでストア運営をしない方が良い人の特徴をまとめました!
私自身も自分のテストストアを運営しながら感じたことばかりです。
自分の反省も踏まえて、ご紹介します!
Shopifyに向かない人
ShopifyはECサイト構築に特化したサービスです。
従来と比べ、格段に安いコストでストア運営ができるのが特徴です。

そんな便利なShopifyですが、向かない人もいます。
予算がない人
安いとはいえ、Shopifyでストア運営をすると毎月ランニングコストが発生します。
Shopifyには下記の3つのプランがあります。
ベーシック | スタンダード | プレミアム |
29米ドル/月 | 79米ドル/月 | 299米ドル/月 |
1番安いベーシックプランでも毎月約3,000円です。
それに加え、有料のテーマやアプリを導入すれば、負担はもっと増えます。
「この費用を払うのがきつい…」と感じる人にはShopifyのストア運営はおすすめできません。
費用以上の利益が見込めるなら良いのですが、見込めない場合は別の方法を考えた方が良いかもです。
ストア運営は無理してするものではないので…
初期費用の負担が少ない類似サービスにはBASEやSTORESがあります。
あまり負担をかけたくない人はShopify以外の類似サービスを検討するのも良いかもしれません。
3つのサービスの違いはこちらのブログが詳しいですよ。

ただ、1つ注意点があります。
それは、「とりあえずBASEでストアを始めて、売上が増えてきたらShopifyに移行すれば良いか!」と考えている人。
実はストアの移行の処理はなかなか複雑で、時間と手間がかかってしまうのです。
最近はBASEからの移行が簡単にできるアプリも出てきています。
しかし、まだ評価が少ないため当分は様子見になりそうです。
最初にどのサービスでストア運営をするか決めるのはとても重要です。
気軽にストア運営したい人
「そんなにガッツリストア運営をするつもりはないんだよね。趣味程度で出来ればそれで良いや」という人もShopifyには向きません。
ShopifyはECストアの構築・運営に特化したサービスです。
SEO対策やInstagramをはじめとする、SNSとの連携など豊富な付加価値があります。
でも、趣味で販売するならそこまでの機能は要りませんよね。
オーバースペックな上、コストもかかってしまいます。
別のサービスを利用した方がお得です。
先ほどのBASEやSTORESの他、メルカリやラクマならより手軽に販売できますよ。
試行錯誤が苦手な人
ストアを軌道に乗せるには色々な創意工夫が必要です。
どうやってストアを知ってもらうか?
どうやったら商品が売れるのか?
売れるストアにするまでの過程を楽しめる人はShopify運営に向いているでしょう。
一方で、試行錯誤が苦手な人にShopifyのストア運営は向いていないかもしれません。
ストアを作るまでにも商品の説明や写真を用意したり、SNSと連携したりとすることは沢山あります。
1つのストアを作って運営するのは、思った以上にタスクが多いんです。
例えば、写真1つでも見せ方次第で印象はかなり変わりますよね。
どの写真がベストか、撮り方や見せ方の試行錯誤が必要になります。
そうした工夫が面倒だと感じてしまう人は、ストア運営に疲れてしまうかもしれません。
Shopifyは「ガチ勢」向けのサービスです。
「もう少しゆるく販売したい」という人は他のサービスを検討してみるのがおすすめです。
考えることが苦手な人
意外と多いのが「ストアさえ作ってしまえば、商品は売れるはずだ!」という人。
本当にそうでしょうか?
ストアは作って終わりではありません。
むしろ作ってからがスタートです。
ストアができたというのは、大海原に無人島を1つ作ったようなものです。
宣伝して呼び込みをしなければ、無人島があることすら気づいてもらえません。
無名の島にどうやったら人を呼び込めるのか?
島のことを知ってもらうにはどうすれば良いか?
調べることは沢山ありますよね。
それから、ストア運営をしていたらわからないことが出てくることもあります。
そんな時、まずは自分で調べる必要があるでしょう。
人に聞くのも良いですが、いつも助けてもらえるとは限りません。
自分で調べてある程度の知識をつけておいた方が、いざという時にも役立ちそうですよね。
ストア運営で壁にぶつかった時、「まずは自分で考えること」ができないと苦労するかもです。
ストア運営に必要な心構え
さて、Shopifyが向かない人の特徴についてご紹介しました。
次にストアを運営する上で必要だなと思った心構えについてご紹介します。
ストアは作って終わりではない
しつこいようですが、ストアは作ってからが勝負です。
Shopifyで作ったストアはすごくオシャレで、ストアさえ出来たら大人気のお店になるような気がしちゃうんですよね。
でも、どんなに素敵なストアも知ってもらわなければ意味がありません。
人に知ってもらうには、どうやってストアにお客さんを呼び込むのかがポイントです。
「インターネット販売」ということで見えにくくなりがちですが、結局することは店舗を持つリアルなお店と一緒です。
ストアにお客さんを呼び込むためには、施策が必要になります。
そのためにはSNSの力を使うのがおすすめです。
「インスタ映え」を狙ってお客さんが広めたくなる要素を盛り込んだり、お得なお試しセットを作って紹介したり。
SNSの力を最大限に使って「売れる工夫」「呼び込む施策」を考えてみましょう。
常に考え、試行錯誤を繰り返しながら素敵なストアを育てていく。
それがShopifyの難しいところであり、醍醐味とも言えます。
最後に
Shopifyのストア運営に向いていない人の特徴と、必要な心構えについてご紹介しました。
本記事をまとめます。
・Shopifyはガチ勢むけのサービス
・ストアは作って終わりではない!むしろスタート。
・常に考え、PDCAを回していく必要がある。
意外と慣れるまでにコツがいるShopify。
とはいえ、「自分のストアを育てる」というのはやはりスペシャル感があってワクワクします。
興味のある人は是非チャレンジしてみてくださいね!
私でよければご相談にも乗るので、お気軽にご連絡ください。