金融経済指導教材がすごい!大人も参考にしたいお金の話5つ【金融庁】

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金融教材
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2022年度から高校で金融教育が始まるんだよね?

金融庁が「高校向け 金融経済教育指導教材」を公表したって聞いたけど、どんな内容なの?

上記のような疑問を解決します。

結論、金融庁の金融経済教育指導教材は大人でも勉強になることがたくさん書いてあります。

正直無料とは思えないクオリティの高い内容なので、一度は読んでみて欲しいです。

本記事は以下のような方におすすめです。

  1. お金の基礎を学ぶのにちょうど良い教材が欲しい
  2. 金融経済教育指導教材について知りたい
  3. お金の知識を深めたい
目次

金融経済教育指導教材とは?

book

金融庁が2022年3月17日に公表した資料のことです。

2022年4月からの成年年齢の引き下げにより、高校の授業でお金の勉強をすることになりました。

授業の準備や先生方向けに、金融庁が用意してくれた教材が金融経済教育指導教材です。

何がすごいってこの教材、全部で100ページを超えているんです。

金融庁の気合を感じる…!

ちなみに一般の人の学習も想定して作られているため、誰でも読めます。

金融経済教育指導教材で印象に残っていること5つ

  1. needsとwantsを区別する
  2. リターンを得るためにはリスクを取る
  3. 72の法則
  4. 預貯金だけで資産は増えない
  5. 金融トラブルへの対策と対処

needsとwantsを区別する

「必要なもの」と「欲しいもの」をしっかり区別し、自問することが賢いお金の使い方だと書かれています。

何も考えずに欲しいものを買っていたら、お金は貯まりませんよね。

買い物の前に「これは本当に必要なのか?」と自問し、needsを優先することが大切です。

また、教材には

収入・ライフプラン・価値観に照らしながら、「ニーズ的なもの」と「ウォンツ的なもの」を区別していきましょう。

金融経済教育指導教材

と書かれています。

個人の価値観にも言及しているのは、新しいなと思いました。

フラペチーノは人生に必要なものだから、wantsじゃなくてneeds!

個人の価値観に照らす=自己責任ってことだからね…?

リターンを得るためにはリスクを取る

money

資産形成において、確実に儲かる話はありません。

リターンを得たいのなら、リスクを取る必要があります。

そもそもリスクと聞くと何となく危険なもの・避けた方が良いものというイメージがありませんか?

教材では、リスクとは「リターンの不確実性の大きさ、振れ幅の大きさのことをリスクと呼ぶ」と定義しています。

リスク=危ないもの・ネガティブなものってわけじゃないんだね!

言葉の意味を知ると、「投資にリスクはつきもの」という言葉もごく当たり前だと分かりますね!

72の法則

72の法則」をご存知ですか?

マネー本やお金系のYouTubeチャンネルをよく観る方はご存知かもしれません。

72の法則とは、

72÷金利=お金が2倍になるまでにかかる大体の期間

のことです。

例えば、金利4%でお金を預けたら2倍になるまでの計算式は

72÷4

なので、18年かかるという計算になります。

72の法則を使えば、何年で借金が倍になるかも計算できますよ。

金利が高ければ高いほど、恐ろしいスピードで2倍になっていくね…

預貯金だけで資産は増えない

money

大体の銀行が0.001%とかですもんね…

そりゃ預貯金だけで資産は増やせません。

少し前なら「投資は危ない」というイメージでしたが、これからは投資が当たり前になりそうです。

10代でしっかり投資の勉強をして、資産を積み立てていけば老後は安心ですね♩

  • iDeCo
  • 積立NISA
  • 長期投資
  • 積立投資
  • 分散投資

教材には上記のことが詳しく書かれていて、金融庁は投資を推奨しているんだなと感じました。

ちなみに教材に記載されているQRコードを読み取って様々なシミュレーションも出来ます。

以下の画像は資産形成のシミュレーションですが、借金のシミュレーションなども可能です。

複利の素晴らしさと恐ろしさが体験できますね!

金融トラブルへの対策と対処

リボ払いについて言及されている点に注目です!

消費者金融やマルチ商法は多くの人が

気をつけないと…!

っていう意識があると思うんですよね。

一方でリボ払いは毎月の返済額が一定なので、負担が大きいことになかなか気づきません。

身近な分、下手な詐欺より気をつける必要があります。

あと、トラブルに遭った時の相談窓口「188」も紹介されていました。

188(いやや!)でおなじみだね!

これ考えた人、関西の方なんでしょうか?笑

金融経済教育指導教材は全ての人におすすめ

豚貯金箱

金融経済教育指導教材は全ての方におすすめできます。

ボリュームはありますが、図解やイラスト入りで取っ付きやすいです。

私は両学長 リベラルアーツ大学というYouTubeが好きなのですが、そこで紹介されていたことも沢山書かれていました。

「もしかして指導教材を作った方はリベ大ファン?」と思ったくらいです。笑

仲良くなれそう!

お金の勉強や普段の生活を見直すのにもぴったりです。

こちらから金融庁のページへ飛べますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♩

終わりに

今回は金融庁の金融経済教育指導教材についてご紹介しました!

かなり分かりやすく、教科書代わりに手元に持っておきたいなと思いました!

  • needsとwantsを区別する
  • リターンを得るためにはリスクを取る
  • 72の法則
  • 預貯金だけで資産は増えない
  • 金融トラブルへの対策と対処

ではでは〜

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